3月28日 世界税金性悪説

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ここに、3月24日付けですごいエントリーがありました。

アキノ大統領が比華団体に「税金を払え!」と訴える事情

フィリピンの経済の大半を握っているといわれている福建系の華僑。
現大統領も華僑系ですが、その大統領が、華僑系ビジネスマンの会合の席で
「税金を納めよ!」
とスピーチをかまし、会場が静まり返ったというニュースです。

これを理解するにはちょっとバックグラウンドを知る必要があります。

簡単に言えば、フィリピンの華僑系ビジネスマン。しかも儲かっているお金持ちの会社経営者はまず100%に近い確率で、全く税金を納めません。これは誰もが知っている事実なんですが、誰も脱税で逮捕されたりしません。

また、日本で脱税というと、所得を低く申告して、支払う税金の額を少なくするというのがカタチだと思いますが、フィリピンでは全く税金を支払わないというパターンが結構多いようです。

フィリピンはちょっと賄賂やコネの力を使うことで、簡単に脱税することができます。

なぜでしょうか。

税収が少ない → 税務署の職員の給料が安い → 賄賂を受け取らないと生活できない → しかも税務署や他の役所の予算が無いので脱税や賄賂をチェックする活動をしても結果に結びつかない → 賄賂横行しまくり → 税収が少ない(最初に戻る)

やっぱり単純に考えると、上のようなコンボが成立しまくりということなんじゃないでしょうか。

リンク先の記事によると、フィリピン華人商工会連合の207社のうち、納税者番号をもっているのはたったの105社。これはどういうことかというと、残りの102社は納税者番号を取得していない。つまりは税金を支払ったことが一度も無いということです。わはははは。すごいですね。

しかも納税者番号をもっている105社のうち、税金を申告したことがあるのは54社。その54社中38社は所得なしと申告。つまり税金を払ったのは残りの16社。207社あるなかで税金を払ったことがあるのが16社というのは、すごいですよね。

おそらくは、この16社も馬鹿正直に売上や利益を申告した会社は少ないんじゃないでしょうか。

私も、経営者をしている知人に、税金について相談したときに「え? 税金払うつもりなの? なんで?」と真顔で聞かれたことがあります。

「税金は、自分がくらしているこの国のために使われるものですから、結局は自分の暮らしをよくするためのお金の分配を国に委託するだけのことで、税金を納めるという好意は、無駄にお金が手元から消えてなくなるのとは違う…」

とは思っているのですが、汚職が横行しすぎているこの国では、収めた税金の再分配について、空しい気持ちになるのもわかるし、払っても無駄だという気持ちになるのも正直わかります。

でも、これってにわとりが先かたまごが先かっていう話で、まずは誰かが税金を納めないと、よくなりようが無いんですよねえ。
posted by ワンサイド at 07:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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