4月7日 座礁した米掃海艦のその後

もう数ヶ月前のことなのですが、アメリカ海軍の掃海艦が、ユネスコの世界遺産に登録されているフィリピンのTubbataha Reef National Marine Parkのサンゴ礁に座礁しました。

軍艦が戦場でもない場所で事故るっていうのが、まず基本的にかなりカッコ悪いですが、それがマヌケなことに、世界遺産に登録されているフィリピンの国立公園の中のサンゴ礁に乗り上げちゃったっていう…

やっと先週、この軍艦の撤去の作業が終わったというニュースがありました。

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この軍艦の艦長。「国立公園のサンゴ礁に入ってはいけない」という、フィリピン側からの呼びかけを再三無視した上「あまりうるさいと、在フィリピン米国大使館から抗議する。」と脅しをかけていたことが明らかになりました。

なんだか情景が目に浮かびますね。
脳内までマッチョな米国軍人のしかも艦長。お山の大将。
発展途上国でアジアの果てのフィリピンのことなんて見下しきっていて、同等の交渉相手だなんて思ってもいないわけですきっと。
格下の同じ人間とも思っていないような相手に警告され、無視したら正論でたたみかけられ、カチンと来ておどしをかけたと。
さらに、脅しをかけた直後にマヌケなことに軍艦のくせに、国立公園のサンゴ礁に乗り上げて身動きとれなくなってしまったという…

私も、長年フィリピンに住んでいるにもかかわらず、ときどき自分がフィリピン人を見下していることを自覚して、はっとすることがあります。
もちろん、この見下している感覚はまさに単なる感覚でしかなく、正当な根拠はありません。

こんなニュースに触れるたびに、自戒の念を新たにします。
気をつけなきゃいけないです。
posted by ワンサイド at 02:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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