4月26日 アセアン+連合

アセアン・サミットで、EUのような経済共同体を設立するという宣言がされたそうです。

しかも目標が2015年。

さらにしかも、中国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドを巻き込むと。

そうなると世界人口の過半が入った経済共同体ということになり、TPPなんかメじゃないという話になります。

このインド・中国を含むグループが成立するとしたら、これはスゴイ話ですね。

話半分に聞いておくにしても、思い切り注視したいトピックです。

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※写真はフィリピン外務長官アルバート・デル・ロサリオと、アキノ大統領。
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ブルネイの首都で行われた第22回アセアンサミットでは野心的な目標が示された。総人口6億人を抱える加盟国10カ国は2015年までにEUをモデルにした経済共同体を設立する。サミットで採択された決議では、作業の4分の3がすでに終了しているとされている。しかし総括記者会見でフィリピンのアキノ大統領は、現在プロセスは最も複雑な段階にあると指摘し、各国が保護主義的政策に走る恐れがあるとしている。モスクワ国立国際関係大学アセアンセンターのヴィクトル・スムスキー氏は、宣言されたそのままの形で経済共同体が実現することは難しいだろうとしている。

− 非常に難しいのは、農業製品、特にコメ貿易の自由化です。これは2015年12月31日までに答えが出ない可能性もあります。しかし何らかの形でアセアン経済共同体は作られるでしょう。

シンガポールのリ・シャン・ルン首相によれば、経済共同体創設における難しい課題は、安全技術基準や衛生基準などの統一化だという。しかし、経済共同体という統一市場はアセアンにとって喫緊の課題であるため、それらの問題は克服され
るだろう。リ・シャン・ルン首相は、「もしアセアンが効率的な経済共同体を作ることが出来なければ、先進諸国からの投資は中国や日本、韓国に集中することになるだろう。」と述べている。

今回のサミットでは、5月9日、アセアン10カ国と中国、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドが包括的地域経済パートナーシップ交渉を開始すると宣言された。これは世界経済の3分の1、世界人口の約半分を含む巨大なブロックとなるだろう。これは米国が提案するTPPへのカウンターウェイトだと専門家らは見ている。TPPには中国が入っていない。包括的パートナーシップは、アセアン経済共同体の立ち上がる2015年末を目途としている。

TPPではアセアン全体の参加が予定されていないが、アセアンにとっては組織としてのまとまりを保つため、包括的パートナーシップ実現に向けて全力を尽くすだろう。また中国とインドという世界経済の原動力が参加している以上、成功は約束されている、とスムスキー氏は指摘している。
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posted by ワンサイド at 03:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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