10月6日 ポーク・バレル

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コメント欄で予告しました「ポーク・バレル」についてエントリーさせていただきます。

Priority Development Assistance Fund(優先開発補助金)という制度があり、上院議員は年間1億ペソ(2.2億円)、下院議員は6000万ペソ(1.3億円)を議員の自由裁量で開発プロジェクトに資金投入できる特権を持っています。

これがいま、フィリピンで「ポーク・バレルを廃止しろ!」なんていってデモが行われるなど話題になっているポークバレルの正体です。

代議員とはもともと選挙区の利益を代表する者という側面がありますので、この「ポーク・バレル」制度自体が悪いというわけではありません。地元の事情を知る議員が道路をつくったり学校をつくったりする予算を確保するのは必要なことですし。

問題は、この予算の管理が全くされておらず、議員が補助金を自分のフトコロにいれてしまっている点。

「上院議員で年間1億ペソ(2.2億円)、下院議員で6000万ペソ(1.3億円)を、どの開発プロジェクトに割り当てるかを決定する」という大きな特権が与えられています。

本来、不正を監視するために非常に厳しく管理されなければならないはずですが、実態としては、議員の家族が経営する会社などがプロジェクトを落札し、予算が丸々全額議員自身のフトコロに落ちたりするケースが後を絶たないようです。

組織や手続きがグダグダなフィリピンには適さない制度かもしれません。

アキノ大統領は、ポーク・バレルの制度自体を廃止するのでなく「抜け穴をふさぐ」と言っています。
posted by ワンサイド at 07:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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