1月5日 『靖国参拝安倍あっぱれ』的論調

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靖国批判は内政干渉!
靖国参拝GJ!
安倍△

などなど、安倍総理の靖国神社参拝後の風潮ですが、ワタクシは正直なところ「ちょっとどうなの?」と思っています。

日本が祭政一致の国体で、国教「靖国教」を全国民一致で信奉する必要があるのならば「靖国参拝は日本国民の正当な権利!」と言ってがんばるのは理解できます。

でも、政教分離を明確に謡っている民主国家日本において、代々自民党出身の首相が中国や韓国を怒らせるのを承知した上で、わざわざ参拝し、それを大々的にアピールするのは、明らかに国益に反しています。

中国や韓国に対して下手に出まくり、媚まくる必要はありませんが、隣国であろうがなかろうか他国には嫌われているよりも好かれているほうが、より利益を引き出しやすいのは当然のことです。(例えば単純に、今後国連やG20の席上等で日本の主張に中国や韓国がより強く反対してくるのは目に見えています)

「日本のために尽くした英霊にお参りしたい」という行為は確かに美しいですが、遺族連盟に絡むカネと票のために、自民党の利益のために、というミもフタもないところを、その美しさで隠沿うとしているようにしか見えません。

もっと下世話なところを突いた言い方をすると「中国と韓国はキチガイ。そのせいで日本は迷惑してる。と世界が認識し始めたところだった。そこにきて今回の靖国参拝。これは日本も同レベルのトラブルメーカーという印象を全世界に振りまいた。」気がします。もったいない。

安倍さん。
せっかくここまでできる男っぽくアピールしてきたのに、結局歴代首相と同じトコロに限界があるのかなあ。とかなりがっかりです。
庶民のわたしには知る由もありませんが、自民党員にとって遺族連盟の存在ってそんなにも重いものなのでしょうか。

ちなみに、フィリピンでこの話題を地元の人に振ると、大半の人は「ああ、日本と中国とか韓国って、最近ケンカばっかりだよね。」という反応。かなりこのニュースのことを知っている人でも「安倍さんって軍国主義だよね。中国と戦争になったら、フィリピンは日本の味方だよ。」という程度です。

対外的なプレゼンスを犠牲にしてまで参拝するのを見てしまうと、参拝することによる利益の大きさ。つまりは遺族連盟に媚びることがいかに必要なのかについて想像せざるを得ません。
posted by ワンサイド at 06:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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