1月23日 米輸入国フィリピン

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マニラ港にベトナムから今年最初の米が届きました。ベトナムから50万トン輸入される予定の一部だそうです。
ご存知だったでしょうか、フィリピンは実は世界一の米輸入国なのです。

原因はいろいろあるようですが、ひとつは米が安くて米農家が儲からないから。
では高くしてしまえばいいのでは。というところですが、高くしてしまうと安い輸入米に取って代わられてしまい、なおさら米の自給率を落とすことになってしまいます。
逆に安くすると今度は農家がやる気をなくし、生産量が減り、自然と価格が高騰し、また輸入米に取って代わられてしまいます。
基本的には生産技術や品種改良で、生産効率を上げていくしかありません。

それからフィリピンは長い間スペインやアメリカの植民地でしたので、多くの植民地の例に漏れず、宗主国のための商業作物の生産を強いられてきたため、米でなくバナナ、パイナップル、ココナッツ、タバコなどの畑に転換されしまった農地が多いため、肝心の米が自給できないという、元植民地国家の悲劇を未だにひきずっています。

今年は台風の災害の影響もあり、はやくも米不足や米の価格の高騰が予測されています。
ほんの1〜2年前は1キロ25ペソ前後で、それなりにおいしく食べられる米を買うことができました。しかし今は1キロ40ペソ出してもあまり質の良い米が手に入りません。質を考えると米の値段はここ1〜2年で倍になっています。ここのところのフィリピンの物価上昇は凄まじいものがあります。

ワタシのうちもそうですが、一般庶民は食生活の質を落とすことで、なんとか米を含む物価の上昇をやり過ごしている感じです。
posted by ワンサイド at 05:55 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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