10月30日 フィリピンの病院から退院してみよう

今週の頭から身内が軽く入院を経験しました。
今日、退院の処理につきあってきました。
行って帰ってくるだけだから、まあ15分もあれば… みたいなつもりで行ったのですが、いやあ大変でした。

まず会計の窓口に行って「退院しますので会計をお願いします」みたいなことを言うと「隣の請求書作成の窓口で請求書をもらってきてください」と言われます。

慣れない英語ですので、最初はいきなりこれが判らなかった。
要は『請求書を作成する部署』と『現金を取り扱う部署』が分かれているんですね。
おそらくこれは、現金を取り扱う部署が請求書を作ることができると、不正が可能になるので分けたということなのでしょう。
理にかなっているといえば理にかなっていますが、基本的に人間を信用している日本のシステムとは考え方が異なりますね。

会計窓口で支払いが完了すると今度は「ドクターの手数料をドクターのオフィスに行って払ってきてください」と言われます。
デパートの中に入っているお店みたいなもので、病院にいる医者は病院の施設とは会計が別なんですね。病院は場所を貸しているだけで、病院の中の医師はそれぞれが別個に独立して営業しているわけです。

というわけで別の建物にあるドクターの部屋に行くと「ドクターは今日はもう帰ってしまったので、会計できない」といわれました(笑)
「いやいやいや。もう帰るし。なんとかして。」と食い下がると「では、電話で連絡をとって金額を確認するのでちょっと待って」ということに。
これがフィリピン式の、ショートメールを送ってコールバックを待つという例のアレでしたので、余裕で30分ほど待たされました。

ドクターへの支払いを済ませ、また会計窓口に戻ると、ここでやっとパスが発行されます。それを持って病棟へ行き、ナースステーションでスタンプをもらいます。

このパスというのは「病院から帰ってもいいですよ」というパスで、病棟のガードマンがパスを持っていない入院患者を病棟から出さない仕組みになっています。
要するに、支払いを済ませないと病棟から出られないようになっているわけです。

これでやっと「和了リ」だ。ということで帰ろうとすると「車椅子を押す担当のナースが外出中なのでちょっと待ってください」と言われます。

入院患者が退院するときは、車椅子に載せてゲートまで送り出すのが「ポリシー」だそうで、歩いて帰るからいいよとゴネたのですがどうやらこのステップもスキップすることができそうにありません。しかも今日の車椅子の当番のナースが決まっていて変えることが出来ないとのことで(笑)、その外出中のナースをどうしても待たなければならないようです。

ここでやはり20分くらい待ったでしょうか。
イライラと疲れが頂点です。
外出からもどったナースが、すれ違う同僚と雑談をしているのを見るだけでブチっといきそうですが、ゴールが近いのでぐっとこらえます。

会計の窓口に並んでから2時間半後、無事退院クエストが完了しました。
いやあ疲れた。
posted by ワンサイド at 06:02 | Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う~む (--;)
日本では考えられないですね。(汗)
Posted by まっちゃん at 2012年11月01日 05:17
まっちゃん

フィリピンは〜。フィリピンは〜。と普段いろいろ書いていますが、私の経験上、実はフィリピン以外の諸外国も大差ありません。北米、ヨーロッパ、他のASEAN諸国も日本人にしてみたら「なんじゃこりゃ」というところは多いですよ。
日本はなにからなにまで便利でラクチンです。
こんな国ほかにありません。
Posted by Akira at 2012年11月02日 22:52
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