6月9日 リュックは前に

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フィリピンリピーターのみなさんは、こんな風にバックパックを身体の前に背負っている人たちを見たことあるんじゃないでしょうか?

市場やスーパーマーケットの中など、非常に混雑した場所では、みんなこんな感じで荷物を身体の前に回しています。理由は簡単で、目の届かない背面に荷物があると、勝手にファスナーを開けられたり、布の部分をナイフで切られたりして、中身を盗まれてしまうからです。

それから、普通の街中でこんな風にしてリュックを身体の前に回して歩いているのは、おそらくほとんどが企業のメッセンジャーボーイたちです。

中身は公共機関に提出する書類だったり、支払いのための小切手だったりします。

フィリピンでは企業間の支払いは、小切手を人の手で運ぶことによってされるケースが多いです。
もちろん、フィリピンにもインターネットを使ったオンラインバンキングのシステムはあるのですが、あまり活発に利用されてはいません。こちらの理由も案外単純なものです。

ひとつは、人件費が安いこと。
2〜3件振り込むことを考えると、振り込み手数料より日当のほうが安いんですね。

二つ目は、振込みの料金の計算がとっても面倒なこと。
フィリピンの振込みは、振込み側と振り込まれ側の両方に手数料がかかります。しかも、各銀行で料金がばらばらな上に、Webサイトなどを見ても、料金についてはっきり表示が無いのでいくらなのかわかりません。
それからフィリピン的にはありがちなんですが、銀行に問い合わせても、従業員が料金を知らなかったりします。
結果、料金が不明なままテキトーに振込みをすると、1万ペソちょうどの支払いをしなければならないのに、着金の金額が10,017ペソとかそいういう微妙な金額になってしまったりします。企業の経理担当者としては、この微妙な差異がとってもうっとうしいらしく、かなり嫌われます。
だったらオンラインなどで支払われるより、多少手間がかかっても、ズバっと1万ペソの小切手を振り出してもらったほうがいいんですね。

三つ目。
着金のタイミングが明確なこと。
なぜなのかよくわかりませんが、フィリピンでオンラインでお金を動かすと、着金がなぜか三日も四日もかかることがあります。いつ着金するのかさっぱりわからないのです。
小切手ならば、銀行に持っていけばその場で現金になるので、とっても明確です。

企業間の支払いだけでなく、個人対企業などの支払いにも小切手が必要な場面もあります。フィリピンでは家賃の支払いが「小切手のみ受け付ける」という条件になっていること多いです。フィリピンへの移住を考えている場合には、小切手が使える銀行口座の開設が必要になることがあります。
posted by ワンサイド at 06:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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